俳優やミュージシャンとして、マルチに活躍する星野源さん!!
引用:https://www.hoshinogen.com/
そんな星野源さんが一時期、病気で活動休止されていたことをご存知でしょうか?
今回はそんな星野源さんのかかった病気について調べてみました。
星野源を襲った病気とは
引用:https://2xmlabs.com/archives/6282
星野源さんがこの病気になられたのは4年前の2012年12月22日。
突然経つこともままならないほどの状態に、救急車で緊急搬送されたそう。
そのときに診断がつけられたのが、脳出血の代表疾患の1つであるくも膜下出血でした…
脳の血管の中でも、脳の表面をおおっている膜のひとつである「くも膜」の下に出血をきたす病気。
イメージしていただきたいのですが、脳の表面の膜(くも膜)と脳との間に空間が存在し、そこに比較的太い栄養血管があるのですが、この栄養血管が切れるとくも膜下出血となります。
とても特徴的な症状として「激しい頭痛」があります。
なぜ出血で激しい頭痛を感じるかというと、脳を保護している膜に痛みを感じるはたらきがあり、くも膜下で出血した血流が、その膜を刺激することで激しい痛みを感じます。
基本的な発症の防止については、脳への負担が少ない食事が求められるそう。
もし高血圧などがある人の場合は塩分をとりすぎないことだそうです。
再発の可能性と後遺症について
引用:https://hakase215.com/hosinogen01
このくも膜下出血の再発率はどれくらいなのでしょうか。
大体1年くらいで30~60%は再発、10年以内には80%は再発すると言われています。
特に高齢者は要注意なようで、70歳以上の場合に手術が成功しても、5年以内に30%は自立した生活が送れなくなるといったデータも出ております。
ということは、一度くも膜下出血という病気になられた場合、治療後も定期的な健診が必要とされています。
星野源さんは結局は2度に渡って、くも膜下出血の手術をされ長期療養を余儀なくされました。
当の本人からすれば、対策はばっちりしてあるでしょう。
くも膜下出血の代表的な後遺症としては、片麻痺、半身麻痺があります。
星野源さんのくも膜下出血は2度の手術により治療されました。
二度ともなると致死率も30%と高い疾患でもあります。
たとえ死なずにすんでも、そのうちの2人の1人は障害(言語障害などの後遺症)が残ると言われています。
つまり何も障害がない人は3人に1人ということになります。
幸いにも星野源さんはくも膜下出血の後遺症はほとんどないようです。